スポンサーの小川愛さんの乳児院初訪問レポ

スポンサーの小川愛さん、愛のベビースタイプロジェクトで、サポーターのみなさんと初めて乳児院を訪れての素直な感想です。

私も抱っこし始めてすぐ気がついたことがあります。

「この子達、お母さんやお父さんとの絆が薄いだけじゃない。すべての絆が薄いんだ…」って。

大切な関係は、親子関係ばかりじゃないんですよね。
今日、初めて乳児院へ見学に行きました。なるべく先入観は持たないようにと、この子達は帰るところがない、なんてことは、考えないようにしました。

普通の保育園と同んなじ風景。
保育士さんとこどもたちが楽しく遊んでる様子は、少しだけホッとしました。もちろん、いろんな問題を抱えるこどもたちに対して、圧倒的に不足する人材。たくさんの苦労を抱えてらっしゃると思います。

こどもたちの入所理由は、ネグレクトと虐待が多い。出産前から入所が決まっている子も。

施設の方の説明を聞きながら、親の無責任なのか、それとも、止むを得ず、こどものための苦渋の選択なのか。事情を分からない私には、同情や悲壮感の気持ちはわかなかった。

ただつらつらと、思いを巡らせて、親の持っている役割ってなにかな。そうだな、例えば、入所しているこどもにないのは、親を通じて外の世界とつながることかな。例えば、親の知り合いのいろんな大人たち、買い物ですれ違う人々、隣近所の人、親戚、電車やバスで出かけること、親の趣味のスポーツや芸術に触れること。施設が例えどんなに満ち足りていても、それは狭い世界だな、と思った。

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