抱っこサポーター海老原由佳さんのレポ

わかるなあ。赤ちゃんが全身を委ねてくるとき、愛おしさとこの信頼に応えてあげたいという気持ち。

抱っこサポーター海老原由佳さんです。
今朝も乳児院でのボランティアだん。3ヶ月から9ヶ月前後の赤ちゃんチームとテラスで日向ぼっこしながらたくさん遊びました。1週間ぶりに会うと随分成長していて、嬉しいサプライズ。会いに行くのがいつも楽しみです。
遊び疲れ、お腹もいっぱいになったところで眠くなり、ぐずっていた子が腕の中でコテっといってしまった瞬間、自分の全存在を無防備に私に預けてくれる姿に心動かされます。世界に対する彼らの絶対的な信頼感に圧倒されるのです。この信頼に応えない訳にはいかない、世界は素晴らしい場所だと彼らに胸を張って伝えられるようにしなければならない。そのために自分にできることは何だろう、という本質的な問いが自分の中で湧き上がるのを感じます。自分の子どもだけでなく、すべての幼い命のために、社会を少しでもよくするために自分のできることをしよう、という思いを新たにするのです。こんな気持ちにさせてもらえることに、本当に感謝しています。

寝かしつけしている時、抱っこしながら自然と体がゆらゆら揺れて、自分の息子たちが小さかった頃のことを鮮明に思い出しました。今となっては生意気盛りのヤツらにも、こんな時期があったなぁ、こうして私に全存在を預けてくれていたなぁ、その信頼に相応しい親になれているかなぁ…。なんて、忘れていた謙虚な気持ちが湧いてきて、子育ての初心を思い出させてもらえるんです。ほんとにありがたいなぁー。

そして今日は素敵なご褒美が。生後1週間の新生児ちゃんが仲間に加わり、授乳させてもらいました。8年半ぶりの新生児授乳にすっかり癒されました〜♡

ミルクをあげながら、ふと考えたのは、この子を産んだ母親はどうしてるのかな、おっぱいが張って辛くないかな、産後はホルモンバランスが崩れて鬱になりやすいのに、自分の子が傍にいないとなると尚更だろうな、ちゃんとサポートを得られているかな…、ということ。もちろん、乳児院にいる子どもたちの家庭の事情を詮索するようなことは誰もしませんが、きっと何らかのやむをやない事情があっただろうし、きっと心の奥底で自分を責めているだろうし。そういう女性にも支援の手が届くことを願わずにいられません。

週に1度、2時間の乳児院ボランティア。反抗期の子を持つ母には特にオススメ。「赤ちゃんセラピー」と名付けても良いぐらいだと思います。癒しが必要な方、ご連絡お待ちしてまーす!

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