闘うチャレンジャー元衆議院議員の高井たかしさんのメッセージ

岡山で活動されている、闘うチャレンジャー 元衆議院議員の高井たかしさんが、フェイスブックでぐるーんのことをこんなに詳しくご紹介くださいました。

児童養護施設へ訪問した件をFBで書いたところ、それを読んだ方から「ぐるーん」を紹介されました。

「ぐるーん」は、乳児院(乳児院は0~2歳児、児童養護施設は3歳以上)で暮らす子ども達を「抱っこ」する活動から始まり、里親制度や養子縁組制度への理解を深めるための情報発信をしたり、そうした子ども達がふれあうイベントを開催するなどしているボランティア団体です。

有尾美香子さんという神奈川県の女性が立ち上げた団体ですが、現在500名いる抱っこサポーターの4分の1が岡山在住で、岡山で熱心に活動されています。
「ぐるーん」岡山代表の河本美津子さんと先日岡山でお会いし、その後代表の有尾美香子さんにも東京でお会いしました。

昔と違い最近の乳児院や児童養護施設に預けられる子ども達の大半は、親からの虐待を受けた子ども達です。
しかし、乳児院や児童養護施設では、職員の数が少なすぎるため、子どもにもっとも愛情を注がなければならない時期に「抱っこ」もしてあげられない。
そんな現状を何とかしたいと立ち上がったのが、有尾さんや河本さんでした。

児童養護の現状を知り、そして、こうした活動を一生懸命されているお二人にお会いし、政治家を志す者として何をすべきか考えさせられると同時に、今は一市民としてできるボランティア活動をしようと心に誓いました。

有尾さんのお話を聞いてびっくりしたのは、里親を希望する人は9400名登録されているのに、3500組しか成立していないこと。乳児院には3000人の子どもが預けられているのに、特別養子縁組が成立しているのはたった1割しかないこと。我が国には、養子縁組や里親になることに、様々なハードルがあることも知りました(詳しくはまた改めて書きたいと思います)。

代表の有尾さんは、双子のお子さんを育てながら、この活動に命を賭けている、そんな情熱を感じました。
「ぐるーん」の活動が全国に知られるようになれば、虐待を受けた子どもがいかに多く、不遇な環境に置かれているのか、そしてそれを改善するのは、そんなに大変なことではない、これまでよりほんの少し予算を増やして、職員の数を増やし、施設の待遇をよくすればいい。抱っこするボランティアをしたい人はたくさんいるはずで、でもどうやってそれをすればいいかわからない。抱っこボランティアや交流イベントに参加するうちに、里親や養子縁組を希望する方が生まれています。
こうした普及啓蒙活動を、働きながら、子育てしながら、命賭けで取り組んでおられる有尾さんが、この活動に専念できるような財政支援をすることも大事だと感じました(「ぐるーん」ではスポンサーも募集しています。詳しくはHPをご参照ください)。

今週土曜日の「おかやま都市ビジョン研究会」に「ぐるーん」岡山代表の河本さんも参加してくださいます。
12時から「ぐるーん」の活動に関心のある方に、河本さんから「ぐるーん」の活動を紹介していただきますので、ご関心のある方は、19日(土)12時にシティホテル厚生町までお越しください。

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