乳児院のお花見

子どもは実親のものでも、養親のものでも、里親のものでも、まして行政のものでもないから。

絶対的な愛情を注いで育てられながらも、関わったみんなが見守る。そんな大らかな気持ちで子ども達を抱きしめたい。
昨日、乳児院のお花見がありました。

いつも人前に立つと固まってしまう息子が、近況を含めて自己紹介をしました。

「長谷川○○です。8歳です。
3年生になります。」

小さな時に2年半育ててくれた、
園長先生や保育士さんが

「カッコイイ〜!」
「お兄ちゃんになったね!」

と拍手をおくってくださり、私たち夫婦も嬉しくて。

養子縁組のことを担当だった保育士さんにお話したら、「おめでとうございます。よかった〜」と喜んでくれました。

お花見くらいしか乳児院にも行かなくなったけど、息子のことを忘れずに、成長を喜んでくれているというのは本当にありがたい。

息子には、「みんなに大切に育ててもらって、感謝したいね」って話をしました。

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