産婦人科クリニックさくらの桜井さんと医療現場で医療連携、医療相談をなさっている清田さんとお食事をしつつ、楽しい時間を過ごさせていただきました。お二人とも、様々なことに問題意識を高くお持ちなので、お話を聞いているだけでも勉強になり、また、たくさん笑わせてもいただきました。
清田さんの話によると、出産現場ではおよそ3割に何らかの形で医療介入をされているとのこと。特に、生活保護を受けている方、シングルマザー、若い女性の出産には問題も多く発生しがちということで、リアルなお話をお聞きし、考えさせられました。
桜井さんは、今の40代後半以前の女性の中には、出産には年齢的な限界があることを教えられておらず、仕事上の責任を全うするためにがんばった結果、気がついた時には出産適例年齢を超えてしまっていた事例を目にすることに胸を痛めておられました。それは本人が悪いのではなく、社会の犠牲者だと....。言われてみると、私も知り合いの女性で、出産はいつでもできると思っていた方にそうではないことを話した記憶が2、3回あります。
産婦人科、婦人科は、予期せぬ妊娠、不妊に悩む方と直面する最前線で、ぐるーんの活動と関係が深いと感じています。これからもよろしくお願いいたします。